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2022年10月28日~2022年12月8日 / New York (ミッドタウン), New York / その他

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終了しました
会場 https://nippongallery.nipponclub.org/
住所 145 West 57th street, New York (ミッドタウン), New York, 10019 アメリカ合衆国
日程 2022年10月28日~2022年12月8日
時間
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オンラインギャラリー

Web Access No.857763

日本クラブWEBギャラリー企画展 「日本の文化・経済を育む森の宝「木」 -小田原箱根地域の森の循環型取り組み-」

本展では全国の中から神奈川県小田原・箱根にスポットを当て、間伐材利用から地域活性化につながる「循環型事業活動」をご紹介いたします。
第12回 日本クラブWEBギャラリー企画展
「日本の文化・経済を育む森の宝「木」-小田原箱根地域の森の循環型取り組み-」

■ 10月28日(金)~ 12月8日(木)

■ URL: nippongallery.nipponclub.org

日本には、西暦711年頃創建された現存する世界最古の木造建築物である法隆寺が、奈良県斑鳩町にあります。そして、1300年余りの時を超えた2019年11月、東京・神宮外苑に建築家の隈研吾氏による、木材を多用した東京オリンピック競技場が完成し、世界から注目を浴びました。隈氏は、「今後、森林を手入れして得た木材を建築に使う 『木の時代』 に変えていくことは、人間と地球をつないでサスティナブルな世の中にしていくのにふさわしい」と語りました。

政府が「森林・林業再生プラン」(2009年)による木材自給率上昇を掲げてから10年以上が経ち、SDGsや脱炭素などを重視する社会の動きとともに、国産材の活用も活発になりました。森林を維持しながら、産業の活性化やコミュニティの形成などを行う事例も増えてきました。

本展では、全国の中から神奈川県小田原・箱根にスポットを当て、森林組合、木材業共同組合、箱根物産連合会が一体となり取り組んでいる、間伐材利用から地域活性化につながる「循環型事業活動」をご紹介いたします。

本展で主に作品を紹介する制作工房 「ラ・ルース」は、小田原・箱根産の間伐材による商品開発と製品を作るとかならずでる未利用材を余すことなく使い付加価値のある工芸品に仕上げています。山から出た木材を、どこまでもリユース(木材乾燥の予熱と木屑や、工芸品を作った後に出る端材からアロマオイルを作る)し、リサイクル(木クズを牛の寝床にした後、肥料にする)するなど、「木の持つ良さを気持ちの良さに」をモットーに、自然の恩恵を余すことなく活用してその自然にお返しをすることを目指し、木の持つ多彩な表現を活かしたデザインで、暮らしを提案しています。1枚の板から器が生まれる驚きの技術と美しい造形を持つ「ひきよせ」という独自の製法による作品を展開しています。

本展では、地元の間伐材などにより制作した郵便ポストなどの作品、現在進行形ですが伝統工芸品になりえる「ひきよせ」の作品、小田原・箱根の伝統工芸品の「寄せ木細工」と「小田原漆器」などをご紹介します。ぜひご覧ください。
[お問い合わせ先]
gallery@nipponclub.org
  • [登録者]The Nippon Club
  • [言語]日本語
  • 登録日 : 2022/10/12
  • 掲載日 : 2022/10/12
  • 変更日 : 2022/10/12
  • 総閲覧数 : 330 人